ジャズはね、世界中に地下水脈のように根を張ってる音楽だから」とは山下洋輔さんの名言。

その山下さんと30年前に日本の太鼓で初めてジャズ(のようなもの)をやったのがまさかのジャズとの出会い。

僕は日本の芸能しか体験がなく(集団時代(※グループでの活躍時代)のNY公演で伝説のドラマー、バディ・リッチが来てくれた時も誰だか知らなかった)、アドリヴで自由にやっていい、と言われた時には本当に目からウロコだった。

やがてアフリカや南米、アジア、ニューヨークなどにまで出かけて山下さんや秋吉敏子さんなどと共演、日本人ジャズに世界の聴衆が歓喜する様を見て、まさにジャズが水脈でつながった世界音楽だということを身をもって体験、実感するわけです。